オレンズネロの弱点(オレンズシステムの弱点)
オレンズネロだけの弱点ではなく、オレンズ全般の弱点ともいえるものがあります。つまりは、オレンズシステムの弱点です。それは、紙を何枚も重ねた状態で下敷きなどを使用せずに書く場合、僅かですがペン先が紙に沈むために、ペン先のパイプが紙にこすれて違和感があります。
筆圧をかけることができる仕組みですが、厚紙や何枚もの紙を重ねた状態で書くことは、あまり向いていないのです。出来るだけ下敷きなどを使用して書くことが望ましいと思います。
約半月間使用しての感想
オレンズネロを購入してから、半月が経ちました。半月間使用して思ったことですが、『自動芯出し機構』は本当に便利です。これから出てくるシャープペンシルの標準機構になるのではないかと思うくらいに優れています。改善点があるとはいえ、それを補うくらいの便利さがあります。
使用開始時にノックを一回するだけで、途切れることなく書くことができます。これは想像以上にありがたい機能です。今後シャープペンシルが全てこうなっていくのではないかと思うぐらいにありがたい機能です。当然ですが、ノックする必要がないために、集中が途切れることがありません。会議の議事録を撮っているときや、アイデアを書き出す作業をしているときには、ノックを改めてする必要がないために、作業に集中できますし、議事録を取るときなどは、ノックしている間に話が進んでしまって分からなくなるといった事態はなくなります。
オレンズネロの0.2が本当にいい
オレンズネロの0.3mmが本命だと思っていたのですが、使えば使うほどに0.2mmが気に入ってきました。確かに0.3mmを使って今まで使用していたSTAEDTLER925-25の0.5mmのような書き心地もいいのですが、手帳に書き込む場合などはなるべく細い字で書きこみたいので、オレンズネロの0.2mmが都合いいのです。
市場価格も下がってきた?!
定価で販売されている良心的な文房具屋さんはともかく、一部の方々が値段を釣り上げておられたのか、ネットで探そうとすると本当に高い価格設定のものも多く、一時は1万円近くまで価格が上がっていました。今日(2017/05/13)Amazonでの価格を見ると0.2mmのタイプが4,320円で、0.3mmのタイプが5,300円になっていました。少し前と比べるとずいぶんと下がってきました。もう少しで定価販売になっていくのではないでしょうか…。(もっと先になりそうですが、割引販売もそのうちかもしれませんね。)私は、文房具屋さんに毎日通って定価でオレンズネロを購入しました。
皆さんも、適正な価格で購入されて試されることがよいかと思います。ただ、オレンズネロは定価4,000円や5,000円でも売れていたのではないかともいます。さすがにそれ以上は高いので『要らない』と感じますね。
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