鉄道会社の安全管理

鉄道会社で最近、人身事故が多いと感じているのは私だけ?

過日、帰宅時にいつも利用している京阪電鉄の駅に着いたときには、改札前が人だかりでした。よく見てみると、古川橋で発生した人身事故のために、19:00まで運行は再開しないといいます。他の方法があるわけでもなく、改札前で待つことにしました。何もする事が無いので“事故”について考えてみました。

私たち製造業の求められていること

私たち製造業における“安全”とは、従業員の安全はもちろんですが他にもあり、最近ではPL法が知られていますが、被害者(消費者)を守る法律などもあります。そんな事のいろいろな事態を想定し、対処しています。

今回の事故はどうなのか?

鉄道会社が関係する人身事故の中でも、特にホームで発生している人身事故は鉄道会社の責任範疇だと思います。サービスを提供し、そのサービスを受けるに当たって、ホームを利用しているのです。このホームの状態は安全だといえるのでしょうか?そんな状態で「鉄道の利用者がホームから落下し、人身事故につながった」さて、こんな時には鉄道会社の責任って無いのでしょうか?

例えばプレス機の安全装置を付けずに作業をさせたら?

最近のプレス工場では安全装置があるために、手や足などの体の一部が、機械の動く範囲に入ると、機械は非常停止するものです。今や当たり前のこの安全対策がされていない機械で作業をさせ、その結果事故にいたった場合は、作業をさせた者が責任を問われる事になります。なのに、鉄道会社の考えの中にはこのような考えがあるとはお世辞にも言えません。

過剰な対策までは求めるつもりはありませんが…。

遮断機の降りている踏切内に侵入した車や人に対して対策をたてないといけないと言っているわけではありません。ホームを利用している一般の人達が、何らかの外的要因で落下し事故になるような環境は改めるべきです。是非、ホームドアの設置を早急にしていただきたいですね。

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