工場で働く従業員がやる気を出してきた。

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昔の私は勘違いをしていた。

工場の管理では、先のブログでもお話ししましたが、「ああしないといけない」とか「こうしないといけない」と思い込み、すべてを自分で決めないといけないという、とんでもない勘違いをしていました。当然、自分の意見を通してしまうのですから現場からの提案などはありません。そのために「みんなは考えてくれない」といった誤解をしてしまい、負のスパイラルが始まっていました。

ある先輩から教わった有名な言葉

そんな時にある先輩からいい言葉を教わりました。

「やってみせ、言って聞かせて、させてみせ、ほめてやらねば、人は動かず」

これは山本五十六という方の、有名な言葉ですが、これが今の私の基本姿勢です。たったこれだけの短い文ですが、非常に大事な内容を“ギューッと”凝縮されています。最近は当たり前になりつつある“ほめる事で人は伸びる”的なことをずいぶん昔から言っておられたのです。

順番通りにやっていくと上手くいきます

正しい手順を“やってみせる”→“やってみせるときに「説明する事はもちろんの事、その説明を聞かせる。」”→“させてみる”→“思いっきりほめる”→“ほめられて嫌な気になるはずなく、人は自発的に「動いてくれるように」なります。”

どうなっているかは、反対から考えると納得します。

「人に動いてもらう」事を仕掛けるために

「その人をほめる。」・・・ほめるために

「させてみる」・・・させてみるために

「言って聞かせる」・・・ただ言って聞かせても理解しにくいから

「やってみせる」

「やってみせ、言って聞かせて、させてみせ、ほめてやらねば、人は動かず」です。ぜひ試してください。

あ、でも続けないとダメですよ。

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