製造現場でバーコードを導入して良くなったことはpart4

XIT-220-M

part2でお話ししたハンディーターミナルですが、KEYENCEのBT-500は簡単に使用することができて重宝していました。しかしずっと使っていると欲が出てきました。細かい要望もいくつか溜まってくるとストレスになってきました。そんなときにWelcatのXIT-220-Mというハンディターミナルを比較対象機に選びました。KEYENCEの後継機も評価対象として選んでいたのですが、Welcatの営業担当者のほうが対応がよかったことと、技術サポートも親切な対応でした。また、XIT-220-Mは二次元バーコードも読むことができたために、従来のバーコードであるCODE39を斜めにスキャンすることも出来ました。この“斜めにスキャン”は結構重要で、積み上げている箱を順番にスキャンしていくときに、床付近の箱になるとレーザーを平行に当てることが難しくなります。通常は次のようにレーザーを当てます。

SCAN1-Normal

SCAN1-Normal

BT-500の時は下の画像くらいまでは正常に読み取れました。角度でいうと30度くらいでしょうか?

SCAN2-30

SCAN2-30

でも、XIT-220-Mででは、これを超える角度45度や90度でも読み取ります。この違いは大きかったです。

ハンディーターミナル専用のアプリ開発はプログラミングの必要があったのですが、この自分で行なうプログラミングのおかげでかゆいところに手の届くアプリができました。理論的に在庫が何個あるか?といった情報を表示したりすることもでき、満足のいく棚卸しツールになりました。

XIT-220-M

XIT-220-M

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